永住者が語るイタリア旅行の靴、服装、見どころは?

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音大生はどうやって留学先を決めるの?

留学先を決めるには?

 

音楽高校や音大に進んだり、もしくは社会人になってから海外の音大に進みたいというような場合、留学先はどうやって決めるのでしょうか。

 

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決める要因としては、以下の様なことが挙げられます。

 

■ コネがあるか

■ 学費や生活費が払えるか

■ 学校の評判

■ 知名度

 

などが考えられます。

 

■ コネ

海外招聘の先生のコースに通ってよかったので、その先生が教えている学校へ留学したい、というのはきっかけとしてよいと思います。

そして、その学校がヨーロッパの学校でとても安かったりすれば、即決、となるかもしれません。

 

■ 留学の資金調達は?

もし学費の高いアメリカなどの先生の場合、資金調達を考えなくてはなりません。

親が出してくれるならいいですが、社会人などの場合だと、貯金をためて…となるので、準備が必要です。

 

意外と盲点なのは、奨学金です。

海外では、様々な財団が、様々な奨学金を発行していたり、イタリアやフランスなどの社会主義が強い国では、経済事情が苦しい人のための学費援助もあります。

 

イタリアでは、所得が低い人は学費が免除、かつ、年30万円程度の返還不要の奨学金が貸与されている人が少なからずいます。

移民の多いヨーロッパの国では、外国人だからといって対象外にならず、日本からの留学生でも支給対象になる場合もありますので、調べる甲斐はあると思います。

 

■ これと言って強い理由が見つからない場合

付きたい先生や、コネがない場合、学校の知名度やネームバリュー、なんとなくよさそうだから、というような理由で決めるかもしれません。

 

私の場合は、ドイツに留学中に今の夫に出会ったため、イタリアに引っ越し、その地元の音楽院に入学した、という次第です。

それがよかったか、悪かったか、と言われると、音楽のためだけなら、この場所には来なかったというのが本音ですが、この場所に来なければイタリアに長期住むことも、音楽留学することもなく、全く別の人生を歩んでいたと思います。

 

なので、実際に運命がどういうふうに動くのか、という直感と、選択による、ということも大きいと思いますね。

 

日本人は割りと用意周到に計画的にことをすすめようとし、それはとても良いことなのですが、海外ではその計画や何かが思うように行かないことがしばしばです。

 

一番安定しているように見えるのは、日本で師事している先生がすすめてくれた海外の先生のもとに留学し、卒業後は帰国して同じ学派のもとに居続ける、というのがいいかと思います。

 

しかし、将来のことはわからない!自分の直感と道を信じて行きたい!というのも、ありだとおもいます。

世界は広く、どこにどんな出会いが転がっているかは、誰にもわからないのですから。