永住者が語るイタリア旅行の靴、服装、見どころは?

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トスカーナの赤ワイン、キャンティ

最もポピュラーな赤ワイン、キャンティ

 

イタリアワインの中でも、世界的に有名かつポピュラーなのがキャンティーでしょう。

キャンティーは、イタリアの中でもトスカーナ州キャンティー地方で作られたものを差します。

厳しい地方呼称制度がありますので、そこ以外で作られたものはキャンティーとは呼べません。

最も知名度の高いキャンティーワインと言えば、ボトルの下の部分がワラで包まれたものですが、キャンティーにはたくさんの種類がありますので、その個性を楽しみたいものです。

 

キャンティーは一般的に柔かい口当たりで、飲みやすいのが特徴です。

まろやかな風味があり、赤ワインは渋いのであまり好きじゃないという人も、キャンティーならおいしいと感じることも多いという、万人受けしやすいイタリアワインだと言えるでしょう。

 

キャンティーは安定した品質がメリットで、価格が安いものでもとても素晴らしい味を持っています。

もちろん、高級なキャンティーはなめらかなのど越しと、心地よいフィニッシュを持っていて、値段が高いだけあるという感じです。

しかし、現地で1,000円以下で売っているような家庭用のキャンティーでも、しっかりとした飲み口で、満足感があります。

特にトスカーナ地方に行って、地元のワイナリーもしくはお店で購入すれば、かなり安く購入することができますので、そのコストパフォーマンスの良さは目を見張るものがあるでしょう。

 

イタリアワイン全体で見れば、どちらかというと家庭的なワインが多い傾向にあります。日本に入ってきているキャンティーはそれなりの値段のものが多いですが、現地では手ごろな値段で買えるのがメリットです。

関税の関係で、何本も一気に持ち込めないのが痛いところですね。できれば、現地で安く売っているものをたくさん日本に持ってきたいところでしょう。

 

キャンティーはいろいろな料理に合いますが、オリーブやチーズなどの軽い食べ物によく合います。

ちょっとした軽食をつまみながら、キャンティーのグラスを傾けるというのが、とてもイタリアらしくて楽しい時間を演出してくれるでしょう。

イタリアでできたキャンティーを、やはりイタリアのチーズとオリーブをつまみにしながら飲むというのが、一番のスタイルだと言えますね。